ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(ユニバ)の年間パスを持っていれば、いつでも気軽に遊びに行ける――
そう思っていませんか?
実はユニバには、年パスを持っていても入れない日があるのです。
理由は主に2つあります。
1つ目は「入場除外日」という、あらかじめ年パスでの入場ができない日が設定されているケース。
2つ目は、パークが非常に混雑しているときに発令される「入場制限」です。
この記事では「ユニバの年パスで入れないのはどんなときか?」という疑問に分かりやすく答えながら、事前に確認しておきたい注意点や回避のための対策についても詳しく解説します。
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ユニバの年パスでも入れないことがある?結論と理由

ユニバの年間パスを持っていれば、いつでも自由に入園できる――。
そう思っていた方にとっては少しショックかもしれませんが、年パスを持っていてもユニバに入れない日が実際に存在します。
その理由は、主に以下の2つです。
年パスには「入場除外日」がある
ユニバの年間パスにはいくつかの種類がありますが、中でも「ユニバーサル・プライム年間パス・スタンダード」には入場できない日(入場除外日)が年間を通して設定されています。
この入場除外日は、主に夏休みや連休・年末年始など混雑が予想される日に集中しており、たとえパスが有効期間中であっても、その日は入場が一切できません。
たとえば、2025年8月には「8月4日~20日」が除外日として設定されています。
この期間中にユニバに行こうとしても、スタンダードパスではゲートで止められてしまうということになります。
理由②:ユニバで「入場制限」が発令された場合
もう一つのパターンは、ユニバの混雑状況によって一時的に「入場制限」がかかる場合です。
入場制限とは、ユニバの園内の安全を守るために、チケットを持っていても入園できないようにする措置のことです。
この入場制限が発令されると、年間パスを持っている人でも中に入れなくなることがあります。
一方で、日付指定の前売チケット(スタジオ・パスなど)を持っている人は、あらかじめ来場予約をしているとみなされているため、入場が可能です。
つまり、「年パスだけ持っている人」は、予約なし扱いとなり、後回しにされるのです。
これはUSJ 年間パス規約の「年間パス」利用条件の11番に明示されています。
「年間パス」でご入場の際は、当日の状況によりご入場まで時間を要する場合、あるいは入場制限によりご入場をお断りする場合があります。また、パークご入場後も、特定のアトラクションやエリアの状況によって、当該施設のご利用まで時間がかかる場合、あるいはご利用をお断りする場合があります。ご了承ください。
除外日と入場制限、それぞれの違いを詳しく解説

ユニバに年間パスを持っていても入れない日がある理由として、「除外日」と「入場制限」の2つがあることを前章で解説しました。
ここでは、それぞれの違いや注意点をもう少し詳しく見ていきましょう。
入場除外日とは?スタンダードパスとの関係
「入場除外日」とは、特定の年間パスにおいてあらかじめ入場できない日が決められている制度です。
たとえば、「ユニバーサル・プライム年間パス・スタンダード」は、比較的安価に設定されている代わりに、混雑が予想される日(夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなど)は年間を通して数十日程度の入場不可日が設けられています。
この日程は公式サイトで公開されており、年によって変動します。2025年の例では、8月4日~20日が除外日に設定されています。
除外日は、**どれだけ空いていても入れません。**また、日付指定のチケットを購入しても、そもそも年間パスでの入場資格がないため別扱いになります。
入場制限とは?発令される条件と対象者
一方の「入場制限」は、その日の混雑状況に応じて当日発令される可能性がある臨時措置です。
通常営業時でも、ユニバが非常に混雑して来場者が安全に楽しめないと判断された場合、年間パスを持っていても入場できなくなることがあります。
特に以下のような状況で発令されやすくなります:
- 土日祝日や3連休などの繁忙日
- ハロウィンイベントやクリスマスイベント開催時
- 天候が良く、観光客が集中する連休中
- 一部エリアやアトラクションに人が集中した場合
入場制限が発令されると、日付指定の前売りチケットを持っている人のみが優先的に入場できる仕組みとなっています。
除外日と入場制限の違いを表で比較
項目 | 入場除外日 | 入場制限 |
---|---|---|
発生するタイミング | あらかじめ設定されている | 当日の混雑状況により突然発令される |
対象パス | 主に「スタンダードパス」に適用 | すべての年間パスに影響する可能性あり |
入場の可否 | 絶対に入場不可 | 一時的に入場不可(後で解除される場合も) |
公式アナウンス | 年間スケジュールで事前に確認可能 | 当日公式アプリなどで確認する必要あり |
「いつ行っても年パスがあれば大丈夫」と思っていると、現地で入れずに困ることもあります。
この2つの違いをしっかり理解して、スケジュールを立てる前に公式情報を確認しておくことが大切です。
年パスでユニバに確実に入るための対策

せっかくユニバの年間パスを持っていても、「今日は入れません」と門前払いされてしまっては本末転倒ですよね。
ここでは、年パスでも確実に入園するために意識したいポイントや事前の対策方法を紹介します。
混雑日を避ける!おすすめの来場タイミング
まず基本となるのが、できるだけ混雑が予想される日を避けることです。
特に避けた方がいいのは以下のような日程です:
- 土日・祝日・三連休
- 学生の長期休み(春休み・夏休み・冬休み)
- ハロウィンイベント開催期間(9月〜11月初旬)
- 年末年始(12月下旬〜1月初旬)
- ゴールデンウィーク(4月末〜5月上旬)
これらの日にどうしても行く場合は、開園時間より早めにゲートに到着することを強くおすすめします。
朝一番であれば、入場制限が発令される前にスムーズに入園できる可能性が高まります。
年パスでも予約が必要な日がある?その条件とは
混雑期には、ユニバが年パス所持者向けに「来場予約制度」を導入するケースもあります。
これは公式アプリやCLUBユニバーサル(無料会員)のマイページから、対象日を事前に予約しておくことで入場できる制度です。
これまでに実施された例
- ハロウィンイベント時の混雑緩和対策
- 感染症対策としての人数制限時
- 年末年始など一部日程での来場制限対応
この制度は年によって実施・非実施がありますが、公式サイトやメールマガジンで告知されるため、行く予定がある方は事前にこまめにチェックしておくと安心です。
イベント期間(ハロウィン・年末年始など)の注意点
ユニバのイベント期間中は、通常の土日以上に混雑します。
特に「ゾンビ・デ・ダンス」や「NO LIMIT!パレード」などの人気イベント開催中は、午後から入場制限がかかることも珍しくありません。
このような時期に訪れる場合は:
- 朝早くから到着しておく
- 事前予約制度があるか確認する
- 年パス除外日ではないかチェックする
という3点を必ず意識しておきましょう。
年パス所持者だけ入れない?そんなときの対応策
例えば、友人が日付指定のスタジオ・パスを購入していて、あなたが年パスを持っている場合でも、入場制限が発令されてしまうと「年パス保持者だけ入れない」という事態が起こります。
このときに考えられる対応策は以下の通りです:
- 年パス保持者が当日券(1デイパス)を購入する
高くつくが、全員で入るための最も確実な手段。 - 別行動を取って、後で再合流する
ユニバの入場制限は夕方ごろに解除されることもあるため、制限解除を待つ選択肢。 - その日の入場自体をあきらめる
グループ行動を優先する場合の最終手段。
どれもベストとは言えませんが、事前にこのリスクを把握しておくことで、当日の混乱を防げます。
チケット購入 or 別行動?当日の選択肢を整理
当日、入場制限がかかった場合の対応をスムーズにするためには、事前にグループ内で以下のことを確認しておくのがおすすめです:
- 年パスの除外日と被っていないか?
- 当日の混雑予想はどうか?(公式アプリで確認可能)
- もし入れなかったら、どう行動するかあらかじめ話し合っておく
また、混雑が予想される日には、全員が事前に日付指定の前売りチケットを購入しておくという方法も安心です。
年パス保持者も、あえてその日だけ前売りチケットを購入することで、確実に入場できることがあります。
まとめ|ユニバの年パスは“万能”ではないことを知っておこう
ユニバの年間パスは、とても便利でお得なチケットです。
何度も通いたいファンにとっては欠かせない存在でしょう。
しかし今回ご紹介したように、ユニバでは年パスを持っていても入れない日があるという点はしっかり理解しておく必要があります。
その理由は主に2つです。
- あらかじめ決められている「入場除外日」
- 当日の混雑状況で発令される「入場制限」
特に「スタンダード」の年間パスをお持ちの方は、除外日を必ず確認しておくことが重要です。
また、イベント時期や連休中などは一時的な入場制限が発令される可能性も高く、油断は禁物です。
せっかくの年間パスを無駄にしないためにも、
- 公式アプリやWEBサイトでの事前確認
- 混雑日の回避や来場予約制度のチェック
- グループ行動時のチケット状況のすり合わせ
といった事前準備をしっかり行いましょう。
年間パスは“いつでも絶対に入れる魔法のチケット”ではありませんが、使い方を工夫すればコスパ最強のパスポートになることは間違いありません。