ユニバとディズニーの広さはどっちが広い?面積・回りやすさ・世界基準も解説

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ユニバとディズニー、どっちが広いの?

そんな疑問を持つ人は意外と多いのではないでしょうか。

関西の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」と、関東の「東京ディズニーリゾート」は、どちらも日本を代表するテーマパーク。

行く前に「広さ」や「回りやすさ」を知っておくことで、より効率よく楽しむことができます。

この記事では、最新の公式データ(2025年3月時点)をもとに、ユニバとディズニーの面積を比較し、どれだけ広いのか、1日で回り切れるのか、歩きやすさや特徴もふまえて詳しく解説します。

読み終えたころには、あなたにぴったりのテーマパークがきっと見つかるはずです!

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目次

ユニバ(USJ)の広さと基本データを解説(修正後)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2001年3月31日に大阪市此花区で開業したテーマパークです。

映画やゲームの世界観を再現したアトラクションが魅力で、日本国内外から多くの観光客が訪れます。

USJの敷地面積は、約54万㎡(=54ヘクタール)

これは東京ドーム約11.5個分の広さに相当します。

ただし、この数字には駐車場や管理施設も含まれており、実際にゲストが楽しめる「パーク面積」はこれよりも小さくなります。

オープン当初のパーク面積は約39ヘクタールでしたが、その後のエリア拡張により次のように変化してきました。

  • 2014年:ハリー・ポッターエリア(約4ha)追加
    駐車場跡地を活用し、パーク面積が約43haに拡大。

  • 2021年:スーパー・ニンテンドー・ワールド開業(約2ha)
    パーク面積は約45haに。

  • 2024年:ドンキーコング・カントリーがオープン
    スーパー・ニンテンドー・ワールドに隣接する形で誕生し、任天堂エリア全体の広さは約1.7倍に拡大。パーク全体の面積もさらに広がりました。

これらの新エリアは、すべて既存の駐車場などを転用して設計されており、限られた敷地内で巧みに拡張が行われています。

今後もUSJでは人気コンテンツを活かした新展開が期待されています。


東京ディズニーリゾートの広さと詳細情報

東京ディズニーリゾート(TDR)は、千葉県浦安市舞浜に位置する日本最大級のテーマパーク施設です。

ディズニー映画の世界観を再現した空間で構成されており、「東京ディズニーランド(TDL)」と「東京ディズニーシー(TDS)」の2つのパークから成り立っています。

それぞれの広さや施設数は、2025年3月時点で以下の通りです。


東京ディズニーランド(TDL)

  • 開業日:1983年4月15日
  • 面積:約51ヘクタール(テーマパークエリア)
  • 施設数:
    • アトラクション:43
    • 商品施設:43
    • 飲食施設:58
  • 総事業費:約1,800億円
  • 駐車場:東京ディズニーシーと共用で約16,700台

東京ディズニーランドは、“夢と魔法の王国”をテーマに、ファンタジーや冒険のエリアが広がるクラシックなパーク構成が特徴です。

ミッキーやディズニープリンセスなど、誰もが知るキャラクターたちに会えるスポットが多数存在し、子どもから大人まで幅広い層に親しまれています。


東京ディズニーシー(TDS)

  • 開業日:2001年9月4日
  • 面積:約61ヘクタール(テーマパークエリア)
  • 施設数:
    • アトラクション/エンターテイメント施設:39
    • 商品施設:39
    • 飲食施設:56
  • 総事業費:約3,350億円(ホテルミラコスタ建設費を含む)
  • 駐車場:東京ディズニーランドと共用で約16,700台

ディズニーシーは「冒険とロマンの海」をテーマにした大人向けの雰囲気が魅力のパークです。

港町のような街並みやリアルなスケール感のある建築、アルコールが楽しめる飲食店など、ランドとはひと味違った落ち着いた世界観が広がっています。


リゾート全体の広さと一体感

東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積は合計約112ヘクタール

これは東京ドーム約23.8個分に相当します。

さらに、舞浜駅を中心にパークやホテル、商業施設「イクスピアリ」、モノレール「ディズニーリゾートライン」が連携し、一大リゾートエリアとして統一感のある体験が可能となっています。


ユニバとディズニーの広さは東京ドーム何個分?広さの比較早見表

「ヘクタール」と言われても、イメージが湧きにくい…そんな方のために、ユニバ(USJ)と東京ディズニーリゾート(TDR)の広さを東京ドーム換算で比較してみましょう。

東京ドームの面積は約4.7ヘクタールとされており、これを基準に計算すると以下のようになります。


▼ユニバとディズニーの広さ比較表

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パーク名面積(ヘクタール)東京ドーム換算(約4.7ha)備考
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)約45ha(推定)約9.6個分最新エリア拡張後の推定値
東京ディズニーランド(TDL)51ha約10.8個分2025年3月時点公式情報
東京ディズニーシー(TDS)61ha約13.0個分2025年3月時点公式情報
東京ディズニーリゾート全体(TDR)約112ha約23.8個分TDL+TDSの合計面積

この比較からもわかる通り、ディズニーリゾートの広さはUSJの約2.5倍にも及びます。

特にディズニーシーは、日本国内のテーマパークでは最大級の敷地を誇るパークです。

ただし、面積の広さだけで「楽しさ」が決まるわけではありません。

USJは限られた敷地内を効率的に活用し、密度の高いアトラクションやエンタメ要素を詰め込んでいるのが特徴です。

次章では、この「広さ」と「回りやすさ」がどう関係してくるのか、さらに深掘りしていきます。


ユニバとディズニーはどちらが回りやすい?

広さだけでなく、「実際にどれだけ歩くことになるか」「1日で回り切れるか」も、パーク選びの大事なポイントですよね。

ここでは、ユニバとディズニーの「回りやすさ」「動線設計」「アクセス性」の違いに注目してみましょう。


ユニバ(USJ)の特徴:コンパクトで効率的に回れる

ユニバは面積約45ヘクタールと、ディズニーリゾートと比べるとコンパクトな設計になっています。

さらに、アトラクションやショップ、レストランがほぼ1つのエリア内に集約されており、ルートがシンプルで迷いにくいというメリットがあります。

エリアを一周しながら回遊できるように設計されており、1日でも主なエリアを十分に楽しめる構成です。

坂道も少なく、子ども連れや高齢の方にとっても比較的歩きやすいパークといえるでしょう。


ディズニーリゾートの特徴:広いが世界観ごとの体験が濃い

一方、東京ディズニーリゾート(特にディズニーシー)は、各エリアの世界観を大切にした分、敷地が広く、移動距離も長くなりがちです。

例えば、ランドでは「トゥーンタウン」から「アドベンチャーランド」まで歩くと10分以上かかる場合もあり、シーではメディテレーニアンハーバーからロストリバーデルタまでの移動に階段や橋を経由することも。

ベビーカーや足腰に不安のある方にとっては少し大変な場面もあります。

ただし、その分各エリアの作り込みは圧倒的で、移動そのものが「旅」や「冒険」のような体験になるのもディズニーならではの魅力です。


1日で回れるか?という目安

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パーク名回りきれる目安(個人差あり)
USJ◎ 1日で主要エリアを一通り回れる可能性大
TDL○ 人気エリアを中心に回るなら可能。ただし混雑日は厳しい
TDS△ エリア数が多くアップダウンもあり、2日に分けた方が余裕あり

まとめると、「効率よく詰め込みたい」ならユニバ、「じっくり世界観を楽しみたい」ならディズニーがおすすめです。それぞれに魅力があり、どちらが優れているとは一概に言えません。


世界のテーマパークと比べた日本の位置づけ

ユニバやディズニーは国内では圧倒的な規模を誇りますが、世界のテーマパークと比べるとどのくらいの位置づけなのでしょうか?

ここでは、世界の代表的なパークと日本のパークの面積や規模、位置づけを比較してみます。


世界最大のディズニーパーク:ウォルト・ディズニー・ワールド(米国)

アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、世界最大のディズニー施設です。その広さはなんと約122km²(12,200ヘクタール)で、東京ドーム約2,600個分にも相当します。

この敷地には以下のような4つのテーマパークが含まれています。

  • マジック・キングダム
  • エプコット
  • ディズニー・ハリウッド・スタジオ
  • ディズニー・アニマル・キングダム

日本のディズニーリゾート(112ha)と比べると、桁違いのスケールであることが分かります。


世界のユニバーサルスタジオとUSJの比較

ユニバーサルスタジオは、アメリカ、シンガポール、中国などにも展開されています。

  • ユニバーサル・オーランド(フロリダ):約2km²(200ha前後)
  • ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(カリフォルニア):約1.7km²(170ha)
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪):約0.54km²(54ha)

USJは世界のユニバーサルパークと比べると中規模のテーマパークですが、日本国内ではディズニーに次ぐ大型パークとして存在感を放っています。


日本のパークは「面積以上の体験価値」が強み

日本のテーマパークは、敷地面積こそ世界最大級ではないものの、限られた空間の中に高密度な体験を凝縮している点が評価されています。

また、日本ならではの接客品質の高さ、季節限定イベントの多さ、アクセスの良さなどが、国内外の観光客から高く支持される理由となっています。


面積だけじゃない!ユニバとディズニーの魅力比較

テーマパークの魅力は、単なる「広さ」だけでは語り尽くせません。

ユニバ(USJ)とディズニーリゾートは、それぞれが異なる世界観・体験価値を提供しており、どちらにもファンが多い理由がはっきりと存在します。

ここでは、両者の特徴をいくつかの視点から比較してみましょう。


世界観の作り込み:ファンタジー vs リアル

  • ディズニーリゾートは「夢と魔法の王国」がテーマ。
    各エリアが徹底的に作り込まれており、視界の端までファンタジーの世界が広がっているのが特徴です。音楽・建築・キャストの振る舞いに至るまで、統一感のある非日常体験を提供してくれます。

  • 一方、ユニバ(USJ)は映画の世界観をリアルに再現。
    ハリーポッターやスパイダーマン、ジュラシック・パークなど、“本物っぽさ”や迫力ある演出を重視しており、没入感が高いのが強みです。
    エンタメ要素やアクション性も高く、大人やティーン層からの支持も厚いです。

自由度と雰囲気の違い

  • ディズニーは園内のルールや雰囲気がしっかり統一されており、落ち着いて楽しみたい人や家族連れに適した雰囲気。
    服装やマナーにも気を配るゲストが多く、全体に統制のとれた印象があります。

  • ユニバはより自由な空気感があり、コスプレやノリの良いパフォーマンス、音楽に合わせたゲストの一体感など、“ライブ感”のあるパーク体験が魅力です。ショーの盛り上がりやサプライズ演出も多く、友達同士の来園にもぴったりです。

季節イベント・限定フード

両パークとも、ハロウィンやクリスマスなど季節限定イベントが充実していますが、演出のスタイルにも違いがあります。

  • ユニバはホラーナイトやゾンビ演出など、刺激的で派手なエンタメ寄り
  • ディズニーはパレードやショーを中心とした優雅で感動的な演出

フードやグッズも毎シーズン限定デザインが登場するため、「広さ」だけでなく、“何度行っても飽きない”工夫が随所にあるのも共通点といえます。


【まとめ】ユニバとディズニー、広さだけじゃない選び方

ユニバ(USJ)と東京ディズニーリゾート(TDR)の広さを比較すると、面積ではディズニーの圧勝です。

  • USJ:約45ヘクタール(東京ドーム約9.6個分)
  • TDR合計:約112ヘクタール(東京ドーム約23.8個分)

しかし、面積が広い=優れているとは限りません。

USJは限られた敷地を活かして濃密なエンタメ体験を提供しており、動線もシンプルで1日で効率よく回りたい人に最適です。

一方ディズニーは、圧倒的なスケールと世界観の作り込みが魅力

ランドとシーを合わせた広大なエリアで、じっくりと“非日常の旅”を楽しみたい人におすすめです。

最終的には、広さよりも「どんな体験をしたいか」で選ぶのがベスト。どちらも一度は訪れてみる価値のある、日本が誇るテーマパークであることは間違いありません。

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