日本で一番早く桜が咲く沖縄県。
なんと本州では雪が舞うような1月中旬ごろから桜が開花するんです。
沖縄本島北部に位置する今帰仁城は世界遺産としてでなく桜の名所としても知られ、毎年桜まつりが開始されています。
夜には桜のと城壁のライトアップが行われ、観光客のみならず地元の方もたくさん訪れる一大イベントです!
この記事では桜まつりや桜の開花時期など詳しく解説していきますね。
今帰仁城の桜まつりとは
沖縄本島北部にの本部半島にある世界遺産の今帰仁城跡で毎年1月下旬〜2月上旬に開催される「今帰仁グスク桜まつり」と呼ばれるお祭りです。
屋台や出が出たり、特設舞台では伝統芸能なども披露されます!
ライトアップも行われる毎年大盛況のイベントです。2023年は1月21日〜29日に開催されました!
丁寧に積み上げられた石門から主郭に続く道は今帰仁城内で最も桜が集まっています。
満開の時期は桜のトンネルのようになりまさに絶景です!
城内からは美しい海も見られるのでぜひ一度は訪れたいですね。
夜桜は楽しめる?
今帰仁城の桜まつりの最大の魅力はライトアップ!
コロナ禍になってからオンラインで開催されていた夜桜のライトアップがついに2023年から一般公開になりました。
桜まつりの期間はカラフルな明かりが城壁と桜を照らして、昼間とは違った姿を見せてくれます。
通常は18時までの営業時間ですが、桜まつりの期間は21時までの営業時間になります。
昼間と夜も両方の桜を楽しみたいという方は、入場の際に再入場したいことを伝えておくとチケットの裏側に日付を記入してもらえます。
せっかくなので昼間の青い空に映えるピンクの桜の花とライトアップされて光に浮かぶ桜の両方を楽しみたいですね!
沖縄県で見られるのは何桜?
沖縄県で見られる桜は寒緋桜(かんひざくら)と呼ばれる品種です。
ソメイヨシノの優しい色とは異なり、青空に映えるような濃く鮮やかなピンク色が特徴になります。
花びらの散り方もヒラヒラと舞い散るのではなく、萼についたまま落下します。
また、寒緋桜は気温が下がっていくことにより開花するため沖縄県では北部ほど桜の開花時期が早く、桜前線は南下していきます。
その年によって多少の違いはありますが、沖縄本島北部にある八重岳(やえだけ)の頂上付近で1月中旬ごろに開花し始め、那覇空港周辺では1月下旬から2月上旬ごろに開花が始まります。
沖縄本島北部の桜の名所は?
沖縄本島北部では、本部町の「八重岳(やえだけ)」、名護市の「名護中央公園」一帯も桜の名所として有名です。
八重岳
沖縄本島では与那覇岳に次ぐ2位の標高を誇る地域。
寒緋桜は気温が下がると開花を始めるので、今帰仁城よりも少しだけ早く桜を楽しむことができます。
八重岳では南国特有の植物や北部の豊かな自然と、約7000本の寒緋桜のコラボレーションが見られます。
本州では絶対に見ることが出来ない特別な景色です!
1月中旬から2月上旬には桜まつりが「八重岳桜の森公園」で行われ、土日には屋台なども楽しめます。
その分混雑もするのでゆっくり桜を楽しみたい方は平日のドライブがおすすめです。
名護中央公園一帯
名護中央公園の名護城(なんぐすく)にある遊歩道では約2kmに渡って桜が楽しめます。
車を停めてのんびりとお散歩もいいですね。
例年1月下旬には、名護桜まつりが2日間開催されます。
特設ステージが設置され太鼓のライブなどのイベントが行われる名護市全体が盛り上がるお祭りとなっています。
今帰仁城の桜まつり【まとめ】
いかがでしたか?
今回は今帰仁城の桜まつりについて解説しました!
まだまだ寒い時期に沖縄県では桜が見られるんですね。
青い海と空に浮かぶ鮮やかな色をした桜は、まさに沖縄ならではの絶景ではないでしょうか。
本島北部で同時期にはたくさんの桜まつりが開催されているのでハシゴをしても楽しそう!
ただし、どこのお祭りも大変混雑が予想されているので時間にゆとりを持って、マナーを守りながら楽しみましょう!