高飛車は浮遊感が少ないって本当?怖さの正体を徹底解説【富士急ハイランド】

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富士急ハイランドの名物コースター「高飛車」は、見た目のインパクトに反して浮遊感があまりないといわれています。

とはいえ、121度の落下や暗闇の急加速など、独自の怖さが詰まった絶叫マシンであることに変わりありません。

本記事では、高飛車の浮遊感や怖さのポイント、他の絶叫系アトラクションとの違いも含めて詳しく紹介していきます。

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目次

高飛車は浮遊感があるの?どんなアトラクション?

高飛車は2011年にオープンしました。

富士急ハイランド公式サイトによると、「今までのコースター開発で得たノウハウをすべてつぎ込んだ」と書いてあります。

絶叫ファンにはたまらないワクワクする書き方ですね。

内側へのえぐるような121℃の落下角度が特徴で、ここでしか体験できない恐怖体験があじわえます。

・コース全長1004m
・最大落下角度121℃
・身長制限125㎝以上
・年齢制限64歳まで
・ライドは4名×2列の1両

安全バーは肩からかけるタイプのものでガッチリしていて安定感があります。
FUJIYAMAやええじゃないかのような振動による負荷もありませんので浮遊感はあまりないと考えてよいでしょう。

高飛車の絶叫ポイントをご紹介

  1. 暗闇での落下
    しばらく暗闇を進んだ後、なにも見えない中ライドが突然落下します。
    落下後はひねりを加えながら進んでいきます。

  2. リニアを使った加速
    ようやく暗闇の中から少し先に出口の光が見えます。
    ここでリニアを使った加速がつき、なんとトンネルの出口に向かって2秒間で100㎞/hまで加速します。

  3. ひねり
    加速のあと、勢いよく野外に飛び出したライドは、ひねりや宙返りを繰り返します。

  4. 121℃の落下
    落下の前に1度タワーに上るのですが、ライドが傾き、空を見上げながら垂直に上ります。
    余裕がある方は周りの景色を見て楽しんでください。

    121℃の角度で落ちる直前にライドがいったん停止するため、なにもない真下が見えます。
    いよいよ43mのタワーを上り終えていよいよ落下!

    高さ、先が見えない怖さがあるのと、垂直ループやダイブループといった回転エレメントがあり、ループの頂点では浮遊感が発生しますが、コースターが落下する独特の浮遊感はあまりありません。

コースターは浮遊感が苦手という方でも、高飛車は大丈夫のような気がします。
富士急ハイランドの4大コースターの中ではエントリーしやすいマシンとなっています。

激しいからこそ注意

高飛車は暗闇からの急加速、急上昇に始まり、激しく宙返りを繰り返す、非常に激しいコースターとなっています。

注意を守らないと大けがにつながってしまい、運休にもなってしまいますので、安全に楽しむために注意事項を守りましょう。

  • 頭をヘッドレストに押し付ける
    首を守るために、頭を完全にヘッドレストにつけられるよう、ポニーテールでしたら結びなおすようにお願いします。
    耳を守るため、ピアスやイヤリングなどは安全バーに当たり、耳を痛める可能性があるため外してください。
  • 体をシートに押し付ける
    激しい動きをするので、背中が浮いていると体を痛めてしまいます。

  • 足を床につけて踏ん張る
    膝が上がることにより、安全バーが適切な位置まで下がらないため、靴底が高い人は履き替えてください。

富士急の他コースターとの違いは?浮遊感や怖さを比較

高飛車の特徴をさらに理解するためには、富士急ハイランドの他の人気コースターと比べてみるのが効果的です。

以下に4大コースターの浮遊感・怖さの傾向を簡単にまとめました。

FUJIYAMA

高さ・速度ともに圧倒的で、特に大きな落下による“ふわっ”と浮くような感覚が強く味わえます。振動も大きく体全体で風を切る爽快感あり。

ド・ドドンパ(※営業終了)

スタート直後の急加速(180km/h)による重力変化が特徴で、G(重力加速度)を感じる強烈な圧力が怖さのメイン。浮遊感は少なめ。

諸事情により現在は営業終了しており、再開はされないと思います。

ええじゃないか

座席が前後左右に回転することで、どこが上か下かわからなくなるほどのカオスな動き。

回転中の無重力感があり、ええじゃないかは浮遊感も強め



高飛車

121度の落下など「視覚的な怖さ」に重きを置いた構成で、ふわっとした浮遊感は弱め。

ループの頂点などで一瞬感じる程度です。

このように、浮遊感を味わいたいならFUJIYAMAやええじゃないか、高飛車は“視覚的恐怖や緊張感”を楽しむタイプのコースターといえます。


実際に乗ってみた!高飛車の“怖さ”はどこで感じる?

本当の恐怖は乗ってから

高飛車に並んでいる時からドキドキは始まっていますが、本当の恐怖は乗ってからでした。

暗い屋内をくねくねと走るコースは何が起きるか見えず、心の準備ができないまま突然ストンと落下。

最初から「やばい…!」と叫びそうになりました。

そして光が見えたと思った瞬間、トンネルの出口に向けてリニア加速で一気に時速100km

加速Gが体にのしかかって、横っ腹に力を入れないと置いていかれそうになります。

その後は一気に屋外へ飛び出し、回転・ひねりの連続。

上下左右どっちがどっちか分からない状態に翻弄されて「え、次どうなるの…!?」と一瞬たりとも気が抜けません。

垂直上昇からの停止

極めつけはあの“壁登り”のような垂直上昇

目の前には空だけ、座席がどんどん傾いて背中が地面を向いているような不安定感。

周囲の景色は逆さに見えて、足元に何もない恐怖がじわじわと迫ってきます。

そして……ついに停止。

ちなみにここで余裕がある方は富士山を見ることができます。

「え、ここで止まるの!?落ちるの!?まさか……」と、見下ろす43mの高さ。

真下がまる見えで、吸い込まれるような感覚に襲われます。

急落下

この“落ちるまでの時間”が一番怖い。

落ちた瞬間は一気に視界が動いて、回転や浮遊感よりも「もう無理!」という衝撃の連続で、何が起きたか覚えてないほど。

浮遊感はあまりなかったけれど、視覚と緊張とスピードで押し寄せる恐怖に、心も声も震えました。


実際に乗った人の感想は?SNSや口コミを調査

X(旧Twitter)やInstagramには高飛車に乗った人のリアルな感想が多数投稿されています。

いくつか代表的な声を紹介します。

「高飛車、121度って見た瞬間心折れそうだったけど、思ってたより浮遊感なくて助かった…(笑)」

「めちゃくちゃ怖いけど楽しい!落ちる前の静止がいちばん緊張した…!」

「浮遊感っていうより加速と視覚的な怖さがメイン。ふわっとする系が苦手な人でも案外いけるかも」

口コミからもわかるように、“浮遊感より怖さ”に重点があると感じた人が多数。

絶叫マシンが苦手でも「ドキドキするスリルを味わいたい」という人には、ちょうど良いアトラクションかもしれません。

高飛車に浮遊感はあるの?【まとめ】

高飛車は、FUJIYAMAやええじゃないかのように“ふわっ”と浮くような浮遊感は少ないものの、暗闇での落下やリニア加速、121度の垂直落下など、他にはない“別の怖さ”が魅力のアトラクションです。

浮遊感が苦手な方でも挑戦しやすく、富士急の4大コースターの中でも比較的エントリー向けといえるでしょう。

注意事項を守って、安全にスリル満点の体験を楽しんでください!

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