鉄骨番長の高さはどれくらい?【富士急ハイランド】怖さもご紹介!

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富士急ハイランドの絶叫アトラクションの中でも、ひときわ異彩を放つのが「鉄骨番長(てっこつばんちょう)」です。

見た目はよくあるチェアスイング型の回転ブランコですが、実は地上59メートルまで上昇し、風を切って旋回する日本一高い空中ブランコ。

その見た目以上の高さ、スピード、そして足元の何もなさが、独特の怖さと浮遊感を生み出しています。

この記事では、鉄骨番長の高さは実際どれくらい怖いのか?どんな浮遊感があるのか?といったリアルな体験に基づいた感想とともに、動画やSNSの口コミも紹介します。

乗るかどうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

鉄骨番長とは?基本スペックを紹介

「鉄骨番長」は、富士急ハイランドにある空中回転ブランコ型のアトラクションで、正式には「スターフライヤー型回転ブランコ」と呼ばれるジャンルに分類されます。

最大の特徴は、地上約59メートルまで上昇した状態で、高速回転するブランコに乗るという点です。

1台に最大32名まで乗ることができ、2人乗りのチェアがワイヤーで吊るされており、乗車中は地面から完全に足が離れた状態になります。

回転スピードはおよそ時速51kmに達し、上空で大きく振り回される感覚は、まさに“鉄骨の番長”の名にふさわしいスリル。

アトラクション自体の構造はシンプルで、下から見上げると「ただの大きなブランコ」に見えるかもしれませんが、実際に乗るとまるで別物

360度に広がる景色、強風の中で揺れるチェア、そして足元の空白が、ほかの絶叫マシンとは異なる“恐怖の質”を体験させてくれます。

なお、身長制限は110cm以上。小学生でも体格条件を満たせば乗ることが可能ですが、そのシンプルな構造とは裏腹に、精神的には上級者向けのアトラクションといえるでしょう。


鉄骨番長の高さはどれくらい?

ビル約20階の高さ

鉄骨番長の最大到達高度は59メートル

これは一般的なビルでいうと約20階建ての高さに相当します。

観覧車やジェットコースターと違って、座席がブランコ状でむき出しになっているため、この高さがそのまま「むき出しで空に放り出される感覚」につながります。

絶叫コースター並みの高さ+全身が風にさらされる

富士急ハイランド内で比較すると、FUJIYAMAの最高到達点が約79メートル、ド・ドドンパが約49メートル。

つまり、鉄骨番長は絶叫コースター並の高さを誇るにもかかわらず、足元にレールも床もなく、全身を風にさらされた状態で浮遊するのです。

また、鉄骨番長は高原の風が吹く富士山麓に位置しているため、天候や時間帯によって風の強さが変わります。

風にあおられて横に流されるブランコは、59メートルの高さで微妙に傾き、視覚的な恐怖も倍増します。

実際に乗ってみると、最初はゆっくり上昇していくため「思ったより大丈夫かも?」と思わせておきながら、急に回転スピードが上がり、足元から地面が遠ざかる瞬間にゾッとするはず。

高さへの耐性があるかどうかが、このアトラクションの第一関門です。


鉄骨番長は怖い?実際に乗ってみた感想

舐めてた!鉄骨番長めちゃ怖い

正直、乗る前は完全にナメてました。

「見た目はただの大きなブランコやし、子どもも乗ってるし余裕やろ」と。

ところが実際に乗ってみたら、その考えが一瞬で吹き飛びました。

鉄骨番長、めちゃくちゃ怖いです。

まず、座席に座った時点で床がない。足元がスカスカで、ぶらーんと宙ぶらりん。

安全バーがガッチリしているとはいえ、身体を支えてくれるのが腰ベルトと肩のバーだけというのがもう不安を煽ります。

ゆっくりと上昇し始めたときは「まぁまぁ、高さあるな」ぐらいの感覚。

吹き抜ける風の恐怖

でも、59メートルに達した瞬間に風がガツンと吹き抜けてくるんですよ。

そして、そこから一気に回転が始まる。

この時点で、地面はとっくに豆粒。足元に何もないまま、風と遠心力でどんどん外側に振られていく感覚

回転自体は激しくないのに、むしろそれが逆に怖い。ゆっくり回されながら「今、自分どこまで飛ばされるんや…?」という不安がじわじわ襲ってきます。

下を見ると恐怖が倍増

下を見ると、完全にアウト。

鉄骨の柱しか支えが見えない状態で、59メートルの空中に投げ出されている実感がきます。

全身で“無防備”を味わう時間。風にあおられて座席が少し横に揺れるたびに、心臓がキュッとなりました。

降りたあと、「叫ぶ系じゃないけど精神削られたな…」という感じ。あの怖さは、絶叫マシンというより“空中孤独マシン”

個人的には、富士急の中でもトップクラスの“静かに怖い系アトラクション”だと思います。


鉄骨番長の浮遊感とは?

鉄骨番長に乗っていて、個人的にいちばん印象に残ったのは、いわゆる“浮遊感”の正体でした。

このアトラクション、足がぶら下がった状態で地上59メートルまで持ち上げられ、そのまま時速50kmほどで円を描くように回転します。

つまり、体がずっと“浮いたままの状態”で遠心力に引っ張られ続けるわけです。

実際に乗ってみると、重力が一瞬ふっと軽くなるというよりも、ずっと浮きっぱなしで体が空中を滑空しているような感覚が続きます。

ジェットコースターの落下とは違って、心臓がキュッと持ち上がる感じではない。でも、逆にそれが不気味。

例えるなら、地面との縁が完全に切れた“漂う感じ”。

まさに「風に任せて浮いている」ような体験です。特に外周をぐるっと回っている時は、自分が風と一体化してるような錯覚すらあります。

さらに、風の強い日には座席が横に流されるような動きも加わって、左右にブレながら回ることになります。

これがめちゃくちゃスリリングで、「えっ、これワイヤー切れたら終わりやん…」みたいな妄想が頭をよぎると、もう終わり。平常心ではいられません。

この浮遊感、好きな人はとことんハマると思います。

でも高所が苦手な人や、地に足がついてないと落ち着かない人には、精神的にじわじわ効いてくるタイプのスリルです。

筆者以外の鉄骨番長の感想(ツイート)


鉄骨番長に向いている人・向いていない人

実際に鉄骨番長に乗ってみて、「これは人を選ぶアトラクションだな」と強く感じました。

そこでここでは、どんな人に向いているか、逆にどんな人には厳しいかをまとめておきます。

向いている人

まず間違いなく向いているのは、高いところが好きな人

富士急ハイランドの中でもトップクラスの高さを体験できるので、「高所フェチ」にはたまらないと思います。

眼下に広がる景色、遠くに見える富士山、それを足ぶらの状態で見渡せる爽快感は唯一無二です。

また、ジェットコースターの急加速や落下が苦手だけど、スリルは楽しみたいという人にもおすすめ。

鉄骨番長は速さやGのインパクトよりも、「じわじわと恐怖が染みてくるタイプ」なので、“静かな怖さ”が好みの人にはピッタリです。

向いていない人

一方で、高所恐怖症の人は全力で避けたほうがいいです。

想像以上に“地に足がついていない”感覚が続くので、途中で後悔しても逃げ場がありません。

乗ってしまったら最後、数分間はずっと空中で風に吹かれっぱなしになります。

また、安心感がないと怖くなってしまう人(例えば「ちゃんと足元があることが大事」というタイプ)にも不向き。ブランコの座席がワイヤーで吊るされているだけなので、「このチェーンに命を預けてる感」が常に付きまといます。

そして、絶叫マシンの中でも「浮遊感」が苦手な人、特にふわっと浮く感覚で酔いやすい人は注意が必要。

緩やかな回転が長時間続くため、三半規管が敏感な人は軽いめまいを起こすかもしれません。


まとめ:鉄骨番長は“高さ”と“浮遊感”が魅力の大人向けアトラクション

鉄骨番長は、見た目のシンプルさとは裏腹に、日本一の高さを誇る空中ブランコとして、静かにじわじわと精神を削ってくるタイプのアトラクションです。

実際に乗ってみて分かったのは、「叫ぶ系」ではなく、「無防備なまま高所に放り出される不安感」こそがこの乗り物の本質だということ。回転スピードや落下要素でごまかされないぶん、59メートルという高さをダイレクトに実感させられるのが、鉄骨番長の怖さでもあり、魅力でもあります。

風に吹かれながら空中を滑空するような浮遊感は、まさに非日常そのもの。地に足がついていないことの怖さ、そしてそれを楽しめるスリルが詰まっています。

絶叫マシンが得意な人でも、「意外とコレが一番怖かった」と語る人が多いのも納得。“派手さはないけど効いてくる”大人の絶叫アトラクションとして、鉄骨番長は確かな存在感を放っています。

乗る前に油断しがちですが、覚悟はしておきましょう。そして、乗ったあとは空を飛んだような気分で、しばし放心する時間をどうぞ。

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