富士急ハイランドの人気アトラクション「てんてこまい」は、自分で操作して回転させる“ガチ技術系”の絶叫マシンです。
ですが「全然回らなかった」「操作が難しい」という声も多数。
そこでこの記事では、てんてこまいをうまく回すためのコツを分かりやすく紹介!
さらに、これまでに達成された最高回転記録や、風の影響など気になる情報もまとめました。
「回したいけど回らない…」そんなあなたでも、読み終える頃にはきっと攻略法が見えてくるはず!
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「てんてこまい」とは、どんな乗り物?

「てんてこまい」は、アクロバティックな絶叫アトラクションです。
高さ39mのタワーに付随するアームの先端に取り付けられた機体に乗ると、タワーに沿って最高到達地点、頂上32mまで上昇します。
最高速度は40㎞/h、最大直径18mの円を描いて旋回します。
機体に取り付けられた翼を自ら操縦し、激しく回転します。
身長制限は130㎝~、年齢制限は64歳までです。
疾患がある方や体調が悪い方など、利用基準があるので、確認してください。
注意することは、「てんてこまい」は激しく横回転するアトラクションなので、常に頭を後ろにつけ、安全バーまたはコントロールバーをつかむことです。
きちんと守らないと、首や身体をケガしてしまいそうで怖いですね。
はしゃいで楽しみたいのはわかりますが、守るところはきちんと守りましょう!
「てんてこまい」のコツを解説

上記でお話ししたように、「てんてこまい」は、旋回しながら自ら翼を操縦して回転します。
ただ乗っているだけではなく、自ら操作するという、これまでの遊園地アトラクションにはない「やりこみ要素」により、回転できない→回転させてたい→もっと回転させたい→もっともっと回転させたい・・・と、何度も挑戦するリピーターが続出しています。
絶叫好きな人にとっては、わくわくしかないですね!
見ているこっちも目が回りそうですけど、応援したくなります。
ブランコの感覚で動かす
ポイントは翼を動かすタイミングです。
「てんてこまい」で回転するには反動が大切です。
翼をどちらかに傾け続けたり、バタバタ動かしたりしても回転しません。
ブランコの感覚で動かしていきます。
ブランコをこぐとき、足を前に出したり後ろに下げたりして揺れを大きくしていきます。
このように、まずは片方の翼を下げて、もう片方の翼を上げると、翼を下げた方に機体が傾きます。
振り幅がこれ以上傾かないと感じたタイミングで、翼をいっきに反対方向へ切り返します。
両方の翼を限界まで傾け、翼全体で風を受けます。
中途半端な傾け方は、振れ幅が小さくなるものの、かなり抵抗があるのでかえって怖いです。
回転し始めたら翼は動かさず、傾きを保っていると連続回転します。
よくある失敗例
とはいえ、「てんてこまい」は初めてだとかなり操作が難しく感じます。
よくある失敗例としては、「翼をずっと傾けたままにしてしまう」「左右の切り返しが早すぎる」「風の流れに逆らって操作している」などがあります。
実際、初挑戦の多くの人が「全然回らなかった…」と悔しがることも多いアトラクションです。
うまく反動を作れず、ただ上下に揺れるだけで終わってしまう…というのが“初心者あるある”。
「てんてこまい」は、力任せではなく“タイミング”が重要です。
焦らず落ち着いて、ブランコのようなリズムをイメージして操縦すると、回転しやすくなりますよ。
体験談
実際にX(旧Twitter)では、
「てんてこまい全然回らなくて泣いたw でも次はコツつかめたかも!」
「昨日、てんてこまいで10回転達成!!風のおかげかも?」
といった声が多く、うまくいかなくても何度もチャレンジしたくなる中毒性があります。
筆者自身も初回は全く回らず撃沈…。ですが、2回目はコツを掴んで7回転できました!(翌日、首がちょっと筋肉痛にw)
それでも「自分で操って成功する」という感覚が楽しく、何度も乗りたくなる気持ちがよくわかります!
「てんてこまい」の最高記録!

2021年5月現在の最高記録は115回となっています。
天候や風の影響もあるかと思いますが、やはり技術も関係ありそうです。
2016年8月11日より、最高記録を更新した場合は、「回転数×1000円分」の賞金がもらえるイベントが開催されていました。
もらえる金額は、最高10万円。アトラクションチケット利用の場合は、回転数に関係なく最高46,000円です。
ちなみに、「てんてこまい」はその日の風の強さや向きにも大きく影響されます。
風が強い日ほど翼に風を受けやすくなり、少ない操作でも回転しやすくなることがある一方、風が弱い日は頑張ってもなかなか回らないことも…。
晴天で風がややある日の方が、記録を狙うにはチャンスかもしれません。
また、雨天や強風の場合は運休となることもあるので、当日の運行情報は公式サイトで確認しておきましょう。
富士急ハイランドのてんてこまいとは?【まとめ】
「てんてこまい」で高回転を狙うなら、翼の操作タイミングがカギ。
ブランコのような反動を活かして、風をしっかり受けることが成功のポイントです。
最高記録を目指すのもよし、富士山を眺めながらの空中遊泳を楽しむのもよし。
自分だけの楽しみ方を見つけて、「てんてこまい」を攻略してみてくださいね!