ディズニーランドでゲストを笑顔にしてくれるミッキーやミニー。
そんなキャラクターたちの「中の人」になるには、実は厳しい条件があることをご存知ですか?
今回は、ディズニーキャラクターの中の人になるために必要な身長体重の条件や性別、仕事内容など、夢を叶えるためのリアルな情報をお届けします。
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ディズニーキャラクターの中の人の2つのパターン

私は、ディズニーキャラクターに「中の人」なんていない!というスタンスでいますが、今回は少し現実的な話をするためにディズニーーキャラクターの「中の人」が仮にいたとしたらということで話を進めていきます。
あくまでも(仮)ですので 事実は「中の人」は存在しません(笑)
ディズニーキャラクターには、大きく分けて2つのパターンがあります。
- 着ぐるみキャラクター
- 服装やしぐさのみでキャラクターになりきるキャラクター
着ぐるみタイプは、ミッキーやミニーのような動物がモデルになっているキャラクターに多く、服装やしぐさのみでキャラクターになりきるタイプは、人がモデルになっているディズニープリンセスなどに多く見られます。
また、妖精や魔法使い・魔女などは人型のキャラクターではありますが着ぐるみタイプになっているケースもあります。(ティンカー・ベルは妖精でも服装やしぐさのみでキャラクターになりきるタイプですが…)
ディズニーキャラクターの中の人の条件とは?

ディズニー側としては、私と同じように「園内には着ぐるみは存在せず、本物のキャラクターがいる」ということにしていますので、当然園内のキャラクターの求人情報などは表にでません。
ディズニーキャラクターになるためには、さまざまな素質が求められます。
着ぐるみキャラクターは各キャラのサイズに合った身長体重が求められる

まず、身長ですが各キャラクターの着ぐるみのサイズは決められています。
中に入る人によってミッキーが背が高くなったり低くなったりしたら…もう人が入って演技していますといっているようなものになってしまいますからね…。
私が知る限りでは、ミッキー・ミニー・ドナルド・デイジーは身長138~150センチくらいの人でないと入ることができないと聞いています。
138センチとなると女性であってもかなり背が低いほうですよね。
ちなみに、「グーフィー」はかなり背が高いですが、彼の場合には身長188センチくらいあるので、180センチはないと高さが足りないということになってしまいますね。
体重制限については聞いたことがありませんが、もちろん太っている人では着ぐるみの中に入ることができません。
また、オーディションには体力測定やバレエとジャズが中心のダンスオーディション、そして採用後も歩き方・しぐさなども見られるようですし、入園者のちょっとしたことに気づいて手を振ってあげられるような器用さも必要です。
確かにパレードやショーに出るということになれば、ダンスは必要不可欠ですし、歩くしぐさ1つとっても各キャラクターの特徴がありますから、それを完全にマスターできなければいけないというわけです。
あとは、サインの練習もありますよ。
ディズニーキャラクターの中の人の性別は?
ディズニーキャラクターの性別ですが、着ぐるみタイプだと「グーフィー」のような背が高いキャラクターでない限りは女性が選ばれることが多いです。
理由としては、やはり身長制限の基準に合うのが女性だからということだと思います。
着ぐるみを着ないキャラは外国人が多い

服装やしぐさのみでキャラクターになりきる着ぐるみを着ないタイプのキャラクターについては、着ぐるみでなりきるということができませんので、容姿が各キャラクターに似てなければなりません。
残念ながら、日本人がモデルになっているディズニーキャラクターは、ディズニーランドには登場しませんので、服装やしぐさのみでキャラクターになりきるタイプのキャラクターは大抵は外国人のキャストさんが勤めています。
ここで言う外国人とは国籍の話ではなくて容姿が外国人と言う意味です。
ディズニーキャラクターの中の人の仕事内容と1日の流れ

ディズニーキャラクターの中の人として働く場合、ただ着ぐるみを着て園内を歩くだけではありません。
キャラクターごとに決められた動きや表現方法を完璧に演じきることが求められます。
出勤後
まず、出勤後はその日の出演スケジュールやショー内容の確認、ウォーミングアップを行います。
特にダンスやパレード出演がある日は、体をしっかりほぐしておかないと動きが硬くなってしまうため、ストレッチや筋トレをするキャストも多いようです。
開園後
開園後は、グリーティングやパレード出演などの持ち場ごとに分かれて行動します。
例えば、ミッキーの場合、朝はグリーティング、昼はパレード、夕方は再びグリーティングと、時間帯によって登場場所が変わりますが、同じ人が1日中演じているわけではありません。
キャラクターは1人でも中の人は複数交代制
着ぐるみを着て動くのは体力的に非常に大変なため、数名でシフトを組み、出演パートごとに担当者が交代する体制になっています。
1回あたりの出演時間は20分~30分ほどと決められていて、その後は必ず休憩を挟みます。
休憩時間には着ぐるみを脱いで水分補給をし、次の出演に備えます。
このサイクルを1日の中で複数人で交代しながら回していきます。
閉園後
また、閉園後にはその日の動きや演技の反省会を行い、次回以降に向けた改善点を確認することもあります。
こうしてみると、ディズニーキャラクターの中の人は体力も精神力も求められるハードな仕事ですが、それ以上にゲストから「ありがとう」「大好き!」と言ってもらえる瞬間は、何にも代えがたい喜びとなるでしょう。
ディズニーキャラクターの中の人が絶対にしてはいけないNG行為

ディズニーキャラクターの中の人には、夢の世界を壊さないための厳しいルールが存在します。
これらを破ると、一発で解雇になることもあるほど重要です。
同じキャラクターがパーク内の別の場所に同時に登場してはいけない
ディズニーキャラクターが同時に複数の場所へ登場しているところを見たことはありますか?
おそらくないはずです。
実は、ミッキーやミニーといった人気キャラクターの登場スケジュールは、ディズニーランド、ディズニーシー、そしてディズニーホテル(シェフミッキーなどのレストラン)まで含めて一括で管理されています。
例えば、ランドでグリーティングしている時間帯には、シーやシェフミッキーに同時に登場することはありません。
全ての登場スケジュールはオリエンタルランドが中央管理していて、「今ミッキーはどこにいるか」が明確に決められています。
これは、ゲストに「さっきランドにいたのに、今シーにいる?」「シェフミッキーにもいたよ?」と気づかれてしまうと、夢の世界が崩れてしまうからです。
ミッキーは分身できないため、移動しているという“設定”を守るためにも徹底したスケジュール管理がされています。
こうした厳格な管理体制があるからこそ、ディズニーの夢の世界観は完璧に守られているのです。
観客前で着ぐるみをとるのはNG
2つ目は、いかなる事情があっても観客の前で着ぐるみを取ってはいけないことです。
もし具合が悪くなっても、着ぐるみを脱ぐのは絶対にNG。
万が一パレードやグリーティング中に倒れた場合でも、キャストがすぐに駆け寄り、ゲストに見られないよう配慮しながら控室に戻されるといわれています。
キャラクターが話すのはNG
3つ目は、キャラクターが話してはいけないということです。
ディズニーキャラクターは「本物」なので、ショーやパレードを除き、通常のグリーティング中に話しかけることはありません。
もし会話が必要な場合は、付き添いのキャストが通訳する形になります。
ディズニーのキャストさん(従業員)になるには?

うーん…こう見ていくと、キャラクターになって入園者に夢を与えるという仕事は素敵でやりがいのある仕事である分、狭き門でハードルが高く、道のりは険しいともいえます。
そこで、私がおすすめしたいのは、キャストさんとして入園者に夢を与えるということです。
一言でキャストさんといっても仕事はさまざま!
- お土産やさんで品出し
- レジ担当のキャストさん
- アトラクションのキャストさん
- 園内をきれいにするキャストさん
- キャラクターの付き人
- パレードやショー管理のキャストさん
- 目立たないですが看護師さん
- ショー・パレードでは必要不可欠な照明係
・・・などなどたくさんの仕事があります!
こうしたキャストさんになるには、ディズニーリゾートで開かれるキャスト面接会にいって採用になる必要があります。
ただ、採用されても必ずしも希望の職種になるとは限らないのでご注意ください。
もし、ディズニーランドのキャストになりたいという人はぜひ、挑戦してみてください。
ディズニーキャラクターの中の人になるには?【まとめ】
今回は、ディズニーキャラクターの「中の人」についてご紹介しました。
夢の裏側にはこうした狭き門を突破した一流のエンターテイナーがいるからこそ、夢が成り立つというものです。
ただ、ディズニーキャラクターの採用枠は限られていて、空きが出ない限りはオーディション自体開かれることはありませんので、そういった意味でもなかなかなることは難しいと思います。
それよりは簡単…といえば、語弊がありますがディズニーキャラクターの中の人よりも、採用活動が活発という意味では、キャストさんの面接会に参加するということからはじめてみて、チャンスをうかがうということも選択肢の1つです。
まぁ、ここまで書いておいてなんですがキャラクターの中の人なんて存在しないんですがね(笑)